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山口塾

コラム

第8話 「教科書を教える」と「教科書で教える」

私の研究授業の反省会の時、ある先生から「山口先生の授業は、『教科書を教えている』」との話がありました。 私は、「教科書の流れに沿って授業をしているのだから、当たり前ではないでしょうか。」と反論しました。 更に、その先生は …

第7話 「バズ学習」から「個を伸ばす教育」へ

当時、各学校の中では、「生徒の学力をどう伸ばすのか」ということを、教師集団の研究として推し進めていました。 赴任した中学校では、「バズ学習」という方法を研究していました。 「バズ(BAZZ)」は、英語で「話題」という言葉 …

第6話 家出と「ごめん」

昔のことで、もう時が解決してくれたということにして、この話を書きます。 担任をしていた1人の生徒が、ある日連絡もなく学校を休みました。心配して友だちから話を聞くと、「昨日から家にいない。」との話でした。 気がかりで自宅に …

第5話 職員会議とは

各学校では、先生方の日々の授業方法の改善のために、研修会を持っています。学校にも慣れてきた頃、校長先生から、「山口君が提案授業をして、皆で話し合おう。」とのお話があり、授業公開をすることになりました。 当日、緊張する私に …

第4話 先輩と後輩

当時、赴任した中学校における部活動は、全員部活動の制度をとっていました。勿論、教師も、いずれかの部活動の顧問となりました。 私は、テニス部の顧問になりました。特に今までテニスをしていたわけではなく、機械的に顧問がいない部 …

第3話 「竹取物語」の続き

「今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹をとりつつ、万のことにつかひけり。名をばさぬきのみやつことなむいひける。その竹の中に、本光る竹一筋ありけり。怪しがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸 …

第2話 新任教師のつまずき

大学を卒業し教員として採用され、田舎の全校6学級の中学校に赴任した私ですが、国語科と社会科を教えることになりました。 初めての生徒の前で、どのような授業をすればいいのか、戸惑いながらも、培った知識をフル活用して、毎日、指 …

第1話 いい先生になるには!

嘗ての私の将来の夢は、新聞記者やラジオ、テレビなどマスコミ関係の仕事に就きたいと考えていました。それで、大学も文学部に入り、就職もマスコミ関係の仕事を探していました。 ところがある日、友だちから「自分は教員になりたいので …

私の経歴

山口典郎(昭和24年10月9日生) <私の経歴> 昭和47年3月皇學館大学文学部国史学科卒業する。 昭和47年4月三重県教職員として採用される。 三重県飯南郡飯高町立川俣中学校教諭 三重県松阪市立殿町中学校教諭 三重県松 …

今後、山口典郎氏による「今、伝えたいこと」を連載していきます。

肩書きをはずした山口氏が、若い先生や保護者の方々、そして子ども達に向けて、発信していきます。

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